錦凰流の型について

2025.11.30
2025.11.23
錦凰流の型について
錦凰流では、宗家・荒井龍凰による直接指導を受けることができます。
明治44年生まれの初代宗家から受け継がれ、100年以上にわたって磨き上げられてきた流派には、技芸そのものはもちろん、効率的でわかりやすい指導法という貴重なノウハウが蓄積されています。
私たち錦凰流が最も重視しているのは「基礎技芸」です。
基本の立ち姿勢とすり足は、どの演題を舞う時にも必ず含まれる型であり、すべての土台となります。
基礎が不十分なまま複雑な舞を踊ろうとすると、自分では表現しているつもりでも、観客には何をしているかわからない本来表現したい感情が伝わらないという状況になりかねません。
錦凰流では、重心の置き方・力の入れ方と抜き方を一つひとつ丁寧に学びます。
この稽古は師範になってからも続き、終わりはありません。
基礎を積み重ねることで、技芸が洗練されるだけでなく、日常生活の立ち居振る舞いにも自然と美しさが表れます。
舞台で輝くためには、まず足元から。
一見地味に見える基礎稽古こそが、舞の深みと魅力を生み出す第一歩なのです。